赤明垢紅証

夜明け。

あんまり寝るの好きじゃないっていうか、眠りたいと思う事はとても本能なので凄く強く抗う事を欲す。

明けてゆく空は奇麗だね。
昔の嘘の夜更かしなんかじゃわからないものだね。

完全に明けてしまうより白んでくる頃がいい。

だ、なんてのは365日、みすからそっと24時間の空、それの何倍の色と対話した遥か昔のまた昔の人じゃないとわからないけれど

ただなんとなくいいなって。寝たくなかったから窓開けて良かった。
開けた瞬間ふわ、としたけどね。

30秒の仮眠で布団は水に、あたしは宇宙をいってきた。黄色と銀色。触った事ないんじゃないかな。なんて
靴下を吐き


そして昔へ。昔とはまた違うね。２ヵ月なんてなんにも意味無いかぁ。なんて


今は少し寒い。烏と鶏。あはは小説みたいでいいじゃない。
30秒旅行いいよ

ひさしぶりのそれはまばたきする時間より短くためらったけど今はしかたないよ。とか言ってあぁあまた逃げてる。自嘲しつつ、まぁ逆にねぇよう２ヵ月もったじゃないのあたし

久し振りに、気持ち悪いくらいの追跡行為好意と妄想に、身を焦がしたくなりました。



なんて言っても仕方がない。透く風とやわらかでありながら茹でたブロッコリーみたいな宇宙の欠片に、ため息混じり膜に巻かれて撒かれてしまえ我が身よ。