好きは狂気

好き。貴女が

だけど煩わしく思われるのは嫌だから、この絶対零度的な距離を縮めようとはしない。

振り向いてくれなくていい。そんな貴女が好き。

あぁ出会えて良かったなって。

燃え上がるのも時には必要だけれども、相手を思う気持ちがあるなら、迷惑にはなりたくない。汚い染みを残すより、残り香だけでいい。

貴女は尊くて。敬愛する方だった筈なのに胸がこんなキュウキュウ啼く程好きになっているなんて気付かなかった。

あとわずかしか会えないけれどそのわずかな時間も、貴女には不快に思われないように

あぁ、こんなに好きなんて。切なくなる。

狂気。好きは狂気。あぁ、貴女が好き




卒業する日、一緒にお写真撮って貰いたいなとか、ぼんやり思う。
愛しき狂気よ