ちゅっちゅるちゅっちゅちゅちゅるる

「咲人……んっ」

俺の大好きな柩ちゃんが唇ツンッて突き出してる

可愛い…

「ちょっと…察して下さいません、か？」

は、つい！
んっ！と唇突き出してチュー待ちなんつぅ、乙女かよ。と言いたくなるようなことしくさってる柩ちゃんが可愛くて可愛くて可愛くてエンドレス

自前のカメラで、携帯カメラで、ばしばし撮影会していたら柩ちゃん、希望が通らなくいじけてしまわれた

「ごめんね、チュー待ちなんて可愛すぎるでしょ」
「知らない、咲人ばか…！」
「なんでよ？…拗ねるなんて逆効果だっていい加減気付きなさいよ。」
「ん……チューなんかじゃごまかされないぞっ！」
「もう、我が儘なんだから。チューしたかったんでしょ？ん？違うの？俺にされるチュー好きでしょ？」
「きら、い…そんな自信ありげなドヤ咲人なんて、きら、いだもんっ…ちょ、ちょ、ちょま！」
「チューねだったの柩ちゃんよ？全身びったびたになるくらいチューしてあげよう」
「ちが、あの……」

「あの、場所変えていただけますかね…？」
気まずそうなゾジさんのつぶやき

あぁ、そっか、ここって待合室だった。気付いた途端色とりどりな雑誌や、がやがやうるさいテレビが俺の世界に入ってきた


カッカと顔をほてらせ俺の服をつまむ柩

こりゃ場所移動するしかないよね。
柩をひょい、と抱え空き部屋に流れ込む






えらく積極的じゃないの柩ちゃんたら。
「今日、チューの日、らしぃから…」
ですって。もうなんなの？たまんないねぇ。

全身で全部全部にチューしたげる。

そのあと首につけたキスマークが隠れなくて叱られたのも、まぁご愛嬌ってことにしといてよ。

…………………………………
本日5月23日はキスの日らしいんで。

これ２ヶ月前から考えてたのにしょっぱいっすｗ

まぁ柩ちゃんは待合室の雑誌あたりで知ったキスの日と咲人で頭いっぱいで、咲人さんも柩ちゃんが可愛すぎて待合室な事実を忘れてしまってるっていうそんな話です。